妊娠中の家庭用洗浄剤で小児喘息が


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妊娠中の家庭用洗浄剤の使用が、生まれた子供の小児喘息の原因になっている可能性を指摘する研究が発表されている。対象となった約1万4000人の子供を3歳半まで追跡した研究で、母親が妊娠中に洗浄剤をもっとも頻繁に使用していたグループでは、生まれてきた子供が気管支疾患を患う確率が2倍に増えるという結果が得られた。対象とされた洗浄剤は、漂白剤、カーペット・クリーナー、ドライクリーニング液、エアロゾル、テレビン油、芳香剤(消臭剤)、塗料除去液、塗料/ニス、殺虫剤/殺菌剤、窓クリーナーなど。(Thorax 2005/1)

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