群馬県のスーパーアイザワに照射ジャガイモの販売停止を要請しました

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2019/3/23
有限会社アイザワ
代表取締役 相澤 登 様
    

照射食品反対連絡会
代表世話人和田 正江(主婦連合会)
纐纈 美千世(日本消費者連盟)
里見 宏 (食品照射ネットワーク)
久保田 裕子(日本有機農業研究会)


放射線照射ジャガイモの販売中止要請と質問


 私たち「照射食品反対連絡会」は、放射線を照射した食品を売らないでほしいと活動している市民団体です(生協など53団体と個人)。

 このたび消費者から貴社の高崎飯塚店で照射ジャガイモ(芽どめじゃが)が売られているという情報がありました。照射ジャガイモは1974年、北海道士幌町農協が発売を始めましたが、その後いろいろな問題(和光堂の照射ベビーフード事件など)が起き、消費者から受け入れを拒否されてきた経緯があります。

 食品への放射線照射は多くの危険性が指摘されています。国は安全性について「問題ない」と言っていますが、根拠にしているデータは40年前のもので、その後の研究によって問題は明らかになっています。例えば、照射により食品中にシクロブタノンという化学物質ができます。この物質には発がん性が確認されています。

また、照射食品を研究開発したアメリカ軍が所有していたデータを厚生労働省の研究機関が3年間かけて調査し、「照射した食品から、2〜3倍の放射線が出るようになる」という新事実を2007年に報告しました。

このように照射食品には食べものの安全性という面でも多くの問題があります。当会が配布しているリーフレットを同封させていただきました。
つきましては、貴社には照射ジャガイモの販売中止をお願いいたします。
また、以下の質問にご回答お願いいたします。
お忙しいところ恐れ入りますが、4月10日までに文書にて回答いただけますようお願い申し上げます。


1.照射ジャガイモ(芽どめじゃが)の販売を今後停止していただけませんか。

2.高崎飯塚店以外(太田店、館林店、佐野店)の店舗でも照射ジャガイモを販売していますか。

3.照射ジャガイモを販売開始したのは何年前からですか。

4.士幌町農協は照射の注文を受けてから、照射ジャガイモを生産しているようです。貴社はジャガイモへの照射を依頼し、販売していますか。

5.照射ジャガイモを販売することになった経過をお知らせ下さい。今後も照射ジャガイモを販売する予定ですか。販売を予定している場合は、その理由をお聞かせください。

6.照射食品について貴社の見解をお聞かせください。

                            以上


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